製品・技術・サービス概要

世界で生産されている食品に含まれる栄養素や有効成分の内35%以上が、生産現場～などで活用されることなく廃棄されてしまっております。
しかしながら、革新的な抽出技術を使えば、これらの食品残渣や副産物は新たなる食料源となりえます。 天然物をポリフェノールや抗酸化物質、そしてアミノ酸やたんぱく質、ヘミセルロールなどの原料に効率的に分解することで、バランスのとれた健康的な食品や飲料の原料に再利用することができます。 しかも、今回紹介展示するキャビテーション抽出機は循環度を高め、水やエネルギー（熱源）の消費を大幅に抑えることができる抽出機です。 食品加工残渣から有効成分抽出機、その装置が「TURBEX」（キャビテーション抽出機）」です。

製品の特徴

• TURBEXは、バッチ式ではなく「連続式抽出機」です。主な特徴は3点あり、
  第一に、キャビテーション現象を利用し、発生するエネルギーで固形分の細胞膜を破壊し抽出を促進します。
  第二に、固形分と抽出材（水など）が装置内を対向して流れる構造により、高い抽出効率を実現します。
  第三に、常温・短時間での抽出が可能で、バッチ抽出機と比較して高い収率を示し、特に酸化しやすいポリフェノールなども高品質に抽出できます。
  
  まとめますと、連続バッチ抽出機であり、キャビテーションと対向流を活用しているため高収率を達成します。また、常温、密閉下で抽出しているため熱や酸素による製品の劣化を防ぎ品質の向上も期待されます。
  
  昇温の必要もなく省エネも実現します。