FOOMA JAPAN 2025 〜世界最大級の食品製造総合展〜 | 一般社団法人 日本食品機械工業会主催

東8F-13 株式会社フロンティアエンジニアリング

ジュール加熱殺菌装置

加熱・殺菌・滅菌・連続加熱調理、亜臨界処理など、様々な場面で焦げることなく超短時間処理が可能に

  • 食品製造・加工(飲料・乳製品)
    • 飲料加熱・殺菌装置

製品・技術・サービス概要

低~高粘性液状食品を対象としたジュール加熱殺菌装置です。温度ムラを極力抑制して加熱することができ、水のような液体でもカレーのような高粘性食品でも、同じように加熱することができます。熱交換器と違い、熱媒体を使用しないため、配管壁付近で高温化が起きず、焦げる心配がほぼない装置になります。高粘性食品の加熱速度の目安は約30秒となります。

製品の特徴

  • 均一殺菌(加熱)
    食品の体積全体に流れた電気がすべて熱発生するため、ムラがなく均一殺菌ができます。
  • 短時間で温度上昇、高品質の殺菌処理ができる
    従来の加熱方式と比較して1/10の速さで目的の温度まで急速加熱が可能であり、熱履歴が少なく、熱ダメージの少ない高品質の食品処理が可能です。
  • 高粘性、固形物入り食品の連続殺菌ができる
    液体と固形が同時に熱発生するため、殺菌温度到達後の余分な保持時間が必要ありません。また、ジュール加熱器配管は太く短い設計が可能なため、加熱器本体の圧力損失は、ほぼ「0」、殺菌装置における圧力損失では、ほぼ1/2に低減できるため高粘性食品または、固形物入り食品をストレスなく連続殺菌が可能です。
  • 安定した殺菌温度
    食品に流している電気を直接コントロールするため、温度制御の応答速度が速く、安定した温度で連続殺菌ができます。
  • 作業環境の改善
    運転中に蒸気、熱水の放熱がなく、室内の温度上昇や騒音が少ないため、作業環境が改善できます。