FOOMAアワード
第3回FOOMAアワード2024
FOOMAアワードは食品機械の技術研究・開発の促進およびその技術の普及を図るために、優秀な食品機械・装置を広く食品産業界に周知、これを機に食品産業界における生産性向上、省人化等の課題解決、新たな食品開発に貢献し、ひいては食文化並びに食品安全の一層の向上に資することを目的に2022年創設。
FOOMA JAPAN 2024の出展社を対象として第3回FOOMAアワード2024を開催します。
第3回FOOMAアワード2024最優秀賞の最終審査と発表
- 最終審査:2024年6月4日(火) FOOMA JAPAN 2024会場内にて実機審査をおこないます。
- 発表日時:2024年6月5日(水) 午前中
- 発表方法:FOOMA JAPAN 2024公式サイト及び会場内FOOMAアワード2024コーナーにて発表します。
第3回FOOMAアワード2024概要
開催目的
(一社) 日本食品機械工業会(以下、日食工)は、優秀な食品機械・装置を顕彰する表彰制度『FOOMAアワード』を2022年に創設しました。
食品加工機械産業界は、我が国だけでなく世界における多様な食文化の一翼を担う産業です。私たちは当表彰制度を通じ、食品機械の技術研究・開発の促進及びその技術の普及を図るため、優秀な食品機械・装置を広く食品産業界に周知し以て、食品産業界における生産性の向上、省人化などの様々な課題の解決、新たな食品開発への貢献、ひいては食文化並びに食品安全の一層の向上に資することを目的とします。
審査
審査は第三者の有識者により構成された「FOOMAアワード審査委員会」によって、実施します。なお、各審査委員は守秘義務を負い、審査によって知り得た情報の外部漏洩を防止します。また、受賞の如何に問わず、応募書類は返却しませんので、予めご了承ください。
表彰及び受賞製品の公表
FOOMA JAPAN 2024会期中に表彰式を実施します。受賞製品は、プレス発表するとともに、日食工WEBサイト及びFOOMA JAPAN 2024公式WEBサイトに掲載します。また、最優秀賞及び優秀賞受賞製品は、展示会期間中製品紹介コーナーを設けパネル展示します。
賞の種類等
最優秀賞 | 点数:1点 選考:極めて総合評価が高く優れた製品 表彰:トロフィー、盾 |
---|---|
優秀賞 | 点数:数点 選考:総合評価が高く優れた製品 表彰:盾 |
FOOMAアワード 審査委員会賞 |
点数:0〜数点 選考:秀でた機能を備える、将来性が期待される、又は開発コンセプトが優れている製品 表彰:賞状 |
*受賞ロゴマーク使用権:日食工が認めた受賞製品は、ロゴマークを機械本体、カタログ、Webサイトなどメディアを問わず5年間使用いただけます。
第3回FOOMAアワード2024最優秀賞ノミネート製品
-
株式会社イシダ
6P-69- 住所
- 〒606-8392
京都府京都市左京区聖護院山王町44 - TEL
マッチング計量機(GCW-V)
食品を把持し、計量し、搬送する機械
・これまで定量計量の自動化が困難だった麺類や総菜類の自動計量を実現
・歩留まりと稼働率を両立する、独自の「マッチング計量」
・商品を確実に把持・開放する独自形状のハンドを開発。簡単に着脱でき、商品に適したハンドに取り替えることで、1台でさまざまな品種に対応
・付着箇所を少なくすることで計量誤差を抑える装置構成、把持量のコントロール、ハンドの振り落とし動作等の先進技術により、実運用に応える高精度を実現。 -
株式会社品川工業所
2P-31- 住所
- 〒636-0311
奈良県磯城郡田原本町八尾508 - TEL
真空フライヤー(VF/VFB-1~150)
食品を真空フライする装置
一般的な調理工程で行われる180℃前後のフライではなく、フライ温度として70℃~130℃(食材の特性により調整)の温度帯を使用し、真空域にてフライ工程を行う装置。
独自の真空域で高速脱油する回転機構は、含油率が少ないヘルシーな真空フライ商品に仕上げます。
真空下で酸化防止しながら油濾過する「油濾過装置」や、多品種加工のアレルゲン対応には「CIP洗浄対応」を新たにオプションとして追加。 -
ツカサ工業株式会社
4M-23- 住所
- 〒475-8550
愛知県半田市中午町178番地 - TEL
- 0569-22-5111
ディバイダースケール・ターミナル着脱型(DSC-TDP-4-DE)
複数の粉体食品原料を自動で小分け計量供給する装置
・1ユニットで最大4種類の自動配合計量が可能
・ストッカを入れ替えることができる為、原料が異なる様々な配合に対応可能
・集塵機内蔵により計量時の粉塵飛散を防止
・生産システムと連携し、上位より生産指示をすることにより、
製造現場で配合情報を公開することなく、計量が可能
・投入原料を識別(バーコード、QRコード、袋表面画像)することにより原料の誤投入を防止 -
不二精機株式会社
3P-69- 住所
- 〒812-9588
福岡県福岡市博多区西月隈3-2-35 - TEL
パスタ供給装置(DHP)
麺をほぐして分割し、容器の上に盛り付ける装置
・『麺をほぐす作業』、『計量し盛り付ける作業』、『容器を1枚ずつ出す作業』を自動化。
・人手が掛かるパスタの盛付を省人化。
・麺をほぐして絡まりをほどく為、食べやすさ向上。
・麺を切らない「フォークシャッター」で、品質を維持した定量分割。
・フォークシャッター位置調整によりグラム調整が可能。
・サイズ、形状、材質等の様々な容器に対応。 -
株式会社日本キャリア工業
1P-23- 住所
- 〒791-8043
愛媛県松山市東垣生町980-5 - TEL
- 089-908-7373
こまぎれ肉自動盛付スライサー「ミートパッカー KP-150」
小肉塊をスライスしてトレーに自動で盛り付ける装置
●豚肉等の端材をまとめてスライスし、トレーに自動的に盛り付ける装置
●投入した端材に圧力をかけてすき間をなくし、一回に切り出されるこまぎれ肉を定量化。切り出し回数の設定により、所望の重量のトレー盛付商品を生産
●コンベアの終端部を自動的に往復移動させ、こまぎれ肉をトレーに均等に盛付
●盛付工程の自動化により、工場において大幅な省人化(3~4人に相当)を実現。人手が触れず衛生的であり食の安全・安心にも寄与 -
ワタナベフーマック株式会社
2P-37- 住所
- 〒454-8527
愛知県名古屋市中川区露橋2-12-26 - TEL
ポーションカッター(WIX-S180GNS/WIX-S180G2S)
鶏肉を指定した重量範囲内でカットする装置
・X線検査装置の推定質量機能により、裏面から内部空洞までフルスキャンして高精度定量カット
・カットと同時に異物検査を行い、金属や硬骨の見逃しを防ぎ異物混入リスク低減
・多彩なカットモードの搭載と、一次カットと二次カットを組み合わせた高精度カットで歩留まり向上
・特殊刃物を使用した高速カッターで、鶏肉の皮をはがすことなくカットし商品品質向上
・刃物やベルトなどは着脱式で分解洗浄、水洗いが可能で衛生性向上