アカデミックプラザ2013

研究概要

食用油脂の脂肪酸、ステロール、トコフェノールプロフィルによって油脂種類の識別

研究機関名

天津科技大学 食品工程与生物技術学院 食品栄養与安全研究室

代表者

李 昌模

本研究の主旨

【目的】 最近、低価な食用油脂を高価の品種に偽って消費者に販売することがしばしば発生する。植物油の種類を判別方法として、普通に単独な成分の分析によって主成分分析法を用いて判別する。または、植物油の多成分プロフィルをクラスター分析法によって植物油を識別することが完全に判別はできない。本研究は、植物油の脂肪酸、植物性ステロールとトコフェノールのプロフィルをクラスター分析法と主成分分析法を共に用いて八種類の植物油をしっかり識別できる方法を開発する。これによって安い油脂が高価油脂に偽って消費者を詐欺することを断り、品質管理や油原料の評価のための強力な基盤を提供する。
【方法】 油脂の脂肪酸を4%塩化アセチル-メタノールで60℃,20分間メチル化した後,GC-MSによって脂肪酸組成を分析した。油脂をケン化後、不ケン化した部分をGC方法を用いて植物性ステロール成分を分析した。油脂中のトコフェノールは蛍光―HPLC法により分析した。植物性油脂の脂肪酸、植物性ステロールとトコフェノールのプロフィルを基づいてクラスター分析法と主成分分析法を用いて八種類の植物性油脂を分類する。
【結果】 植物油の脂肪酸、ステロール、トコフェノール組成の相違点を調べた結果, コーン油とごま油の脂肪酸組成とステロール組成が大きな類似性を示したがトコフェノール組成がいくつか違いがある。ヒマワリ油と茶油のステロール組成が似てるし、茶油とパーム油は同様のステロール組成を示した。これらの結果から示したように、単一な成分によって植物油を識別することが難しいけれど植物油中の脂肪酸、ステロール、トコフェノールプロファイルを基づいて単一な成分分析によりクラスター分析法と主成分分析法を用いて正確に植物油種類を判別できる。

Fig1. 八種類植物油の脂肪酸組成

Fig2. 八種類植物油に含まれるステロールのクラスター分析

Fig3. 八種類植物油に含まれるトコフェノール主成分の得点分析

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