2018国際食品工業展

6月12日(火)~6月15日(金) 東京ビッグサイト・東1~8ホール 10:00~17:00

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研究概要

カビを水洗いできる表面処理技術の開発

研究機関名

産業技術総合研究所 製造技術研究部門 表面機能デザイン研究グループ
農業・食品産業技術総合研究機構 本部企画調整部

代表者

三宅晃司

本研究の主旨

研究のポイント
 ・カビが接着しない表面特性を人体に安全な有機分子コーティングで付与
・防カビコーティングは種々の材料(金属、セラミックス、ガラス)に適応可能
研究のねらい
・近年、抗菌・抗カビ技術への関心が高まっており、人や環境にやさしい抗カビ技術が必要とされている。そこで、菌の接着自体を阻害する表面特性を付与することで、水洗により、容易にカビを除去できる表面を開発する。
研究内容
・カビの一種であるイネいもち病菌(Pyricularia oryzae)を始めとする一部の糸状菌では基板表面の特性を認識して、形態分化を誘導することが明らかになっている。したがって、カビである糸状菌の接着を阻害する表面特性を明らかにすれば、カビを容易に除去することが可能になる。
・本研究では、表面科学的手法により、表面の化学的特性を制御した表面を作製し、その表面上で、生物学の見地から糸状菌の表面認識応答を解析した。その結果、特定の有機分子により表面修飾を行うことで、菌の形態分化を抑制し、水洗、ふき取りにより菌体を簡便に除去できることを確認した。また、この表面修飾手法は、主要な住環境汚染菌についても効果があることが確認できた。

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