2018国際食品工業展

6月12日(火)~6月15日(金) 東京ビッグサイト・東1~8ホール 10:00~17:00

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研究概要

青果物用二温度帯鮮度保持コンテナの開発とバイオスペックル法による鮮度評価

研究機関名

九州大学 大学院農学研究院 環境農学部門 生産環境科学講座 農産食料流通工学研究室

代表者

田中史彦

本研究の主旨

本研究は、混載船舶輸送が可能な二温度帯コンテナ内の温度の最適制御と輸送中の青果物の品質を非破壊でモニターするためのバイオスペックル観察手法の開発を目的とし,青果物用二温度帯鮮度保持コンテナの開発とバイオスペックルによる青果物の鮮度評価技術について考究したものである.バイオスペックル法による青果物の鮮度評価では,画像処理技術を駆使してバイオスペックル動画を解析し,青果物の活性を直接観察することを試みた.二温度帯コンテナの温度制御については,CFD(Computational Fluid Dynamics)シミュレーションによってコンテナ内部の温度等の時空間分布を予測・可視化し,コンテナの最適設計に資する情報を提供した.
 バイオスペックル法はコンテナ内での青果物の品質変化を非破壊でモニタリングでき,これによって流通中の青果物の品質情報がリアルタイムに入手できるようになる.CFDを用いた庫内熱・物質移動モデルを構築,装置設計パラメータを変化させ,種々の条件でシミュレーション解析を行うことで,冷凍システムの最適化と青果物ごとの適した積み位置を決定することに役立てることができる.
 将来的には,バイオスペックルセンサを組み込んだより高度な輸送システムの確立に努めたい.

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