2017国際食品工業展

6月13日(火)~6月16日(金) 東京ビッグサイト・東1~8ホール 10:00~17:00

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研究概要

知って得する“拭き取り術”
~微生物に対するクロスの拭き取り評価法の構築により見えてきたこと~

研究機関名

岡山県工業技術センター 研究開発部 化学・新素材グループ

代表者

浦野博水

本研究の主旨

食品製造現場では、微生物汚染や異物混入のリスク低減を目的に、クロスを使用した人の手による拭き取りがよく行われています。現在行われている拭き取り性能評価の多くは微生物の生死に着目した除菌性能を評価しており、生菌でなければ汚れとして見なされないため、死菌の残留については評価に含まれていません。我々は食品製造現場における拭き取り性能評価は微生物の除去性能によって評価する必要があると考えています。本発表では微生物の除去性能に着目したクロスの拭き取り性能評価方法についてご紹介いたします。
本研究の大きな特徴として、

・微生物を走査電子顕微鏡観察により可視化し、除去性の定量的な評価を試みたこと
・拭き取り操作を自動化し、高い再現性を得たこと

が挙げられます。さらにクロスに拭き取られた微生物の様子(Fig.1)にも着目し、拭き取り機構を考察しました。その結果、次のような知見を得ることができました。

・微生物の拭き取りにはクロス中に水分が必要であること(Fig.2)
・一方向と往復での拭き取り操作では、高い清浄度を得るための操作条件が異なること など

本発表では、拭き取り性能評価によって見えてきた、高い清浄度を得るための拭き取りのコツもあわせてご紹介いたします。

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