アカデミックプラザ

研究概要

簡易フローフォーカシング法による液滴生成に関する研究

研究機関名

東京大学 大学院 新領域創成科学研究科 人間環境学専攻 鳥居研究室

代表者

鳥居 徹

本研究の主旨

近年微小液滴技術は食品をはじめとする多くの分野で研究が進められている。マイクロ流路デバイスを利用すると一定の条件下において液滴径の揃った単分散な液滴を生成することが可能である。マイクロ流路デバイスを用いた液滴生成の方法の一つとして、フローフォーカシング法がある。本研究室では、この手法を改良し、従来よりも簡便な方法で作製できるフローフォーカシングデバイスを新たに開発した。このフローフォーカシングデバイスの作製に際しては、ピペットチップ、ガラス管など、容易に入手可能なもので作製でき、組み立ても容易である。本研究では、このデバイスについてさまざまな条件下で液滴生成に関する現象を明らかにした。その結果、一定の条件下において単分散な液滴が得られた。また、条件を変化させることで液滴径を幅広く制御可能であり、その直径は使用したガラス管直径の1/2まで作製可能であった。そのため、流路が閉塞しやすい固体分を含むエマルション(S/O/W,S/W/O)の作製に向いている。生成される液滴径はガラス管のサイズに依存するが、無次元化を行うことでほぼ同じ法則に従うことが明らかになった。
 本デバイスによる研究成果をもとに、実際の生産を目指すため流路を並列化しがデバイスの研究も進めている

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