アカデミックプラザ

研究概要

食感の数値データ化のための触診メカニクスによる計測システム実用化

研究機関名

東京農工大学・大学院・工学研究院・先端機械システム部門・佐久間研究室

代表者

佐久間 淳(サクマ アツシ)

本研究の主旨

ヒト指で触れた感覚について,これを数値データで表すテクノロジーとして弾性係数(ヤング率)によって表現する方法を実用化した.この成果は,まずデスクトップ型ロボットへ組み込まれて製品化されて食品などの分野・業界で普及し始めており,さらにハンディ型デバイスも2014年1月に製品化された.

この触感の数値化するテクノロジーは,触診テクニックについて研究した成果であるが,客観性が高い数値データで定量化できることから,幅広い分野における様々なニーズへ応えることができる.具体的には次の特徴がある:
・客観的なデータ(弾性係数/ヤング率)で表現できるため,食感を普遍的に共有できる.
・対象の大きさに関わらないため,微細なモノの柔さを測ることができる.
・原理が簡素なため,計測システムを安全・安価に実用化できる.

なお今回の研究発表においては,開発したデスクトップ柔さ計測ロボット,およびハンディ柔さ計測デバイスをデモ展示しながら,次に挙げる本研究の特徴を説明いたします:
・モノに触れるだけの簡単な原理で計測できる汎用性の高さを有します.
・シンプルな構造のハードウェアを容易に活用できるため,高い安全性・操作性を実現できます.
・数値データ化に用いる指標が客観性の高い弾性係数(ヤング率)なので,測った食感をさまざまな他のモノの柔さと比較できます.

この柔さ計測によっては,これから食品の品質管理,生産管理,高齢者向け食品の開発,食材の選定管理などを高精度,効率的かつ簡便に実施することが可能となります.

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