研究概要

マイクロバブルの食品産業への活用~洗浄・殺菌,食品加工,植物工場の可能性~

研究機関名

高知工業高等専門学校 物質工学科

http://www.kochi-ct.ac.jp/

代表者

秦 隆志

本研究の要旨

水と空気だけで出来るマイクロバブル(微細気泡)の食品産業への活用とその可能性、特に、そのマイクロバブルの特性から効果が大きい「洗浄・殺菌」分野や「食品加工」分野など、更には「植物工場」への可能性について実例と共に紹介します。

【マイクロバブルとは…】
マイクロバブルとは名前の通りマイクロ(微細)なバブル(気泡)を意味しますが、マイクロとは10-6m(1mmの1/1,000)ですので、非常に小さな泡になります。このマイクロバブル、見かけは小さいのですが、① 溶液中で長期間に渡って存在する。② 気泡が自己加圧し、効率的に気泡内部の気体が水中に溶解する。③ 気泡表面が負に帯電する。④ 自己圧壊現象などの非常にユニークな性質を持つことが分かってきました。 ここでは、マイクロバブルの特徴を活かした「マイクロバブルの食品産業への活用~洗浄・殺菌,食品加工,植物工場の可能性~」について紹介いたします。

【周知研究・類似研究との比較】
マイクロバブルは機械・半導体洗浄や水質浄化等への利用が普及しつつありますが、食品分野では単発の利用が散見されるのみで、今後拡大していく分野になります。
  ・  現状の「洗浄・殺菌」分野では洗剤や水の削減や、紫外線・オゾン殺菌のためには設備経費が多額に掛かるなどの問題点があります。水と空気だけでできるマイクロバブルを用いた洗浄・殺菌効果を紹介すると同時に、発生装置は安価に提供できることを当方の実例を通じて紹介します。
  ・  現状の「食品加工」分野へのマイクロバブルの利用は少なく、本研究による効果を紹介します。
  ・  植物の水耕栽培で生育が早くなることを確認しました。その実例から「植物工場」への導入の可能性を紹介します。

【本研究の特徴】
材料としては基本的に水と空気であり、また装置も安価に提供できることから掛かる材料費は不要、設備投資は安価であるなど、コスト的な負荷は軽微であり、得られる効果から高いコストパフォーマンスが期待できます。

水道水(左)とマイクロバブル水(右)

Fig.1 水道水(左)とマイクロバブル水(右)

マイクロバブルの実用化例(果物の洗浄器)

Fig.2 マイクロバブルの実用化例(果物の洗浄器)

Fig.2の装置におけるマイクロバブル発生の様子

Fig.3 Fig.2の装置におけるマイクロバブル発生の様子

マイクロバブル水で作ったパン

Fig.4 マイクロバブル水で作ったパン



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